EPOCH梅津です。
いよいよ最後のはうす園芸報告です。
2/17がEPOCHの最終日でしたが、はうす園芸の植物は2/19に移植しました。
□ 参加者 13名
□ スタッフ 梅津、蓮沼、松浦、山口
□ 気温 10℃/晴れ
□ いよいよハウスの解体が迫っているということで、予定通り病院の敷地内に植物を移動することとなりました。1月13日のはうす園芸参加者に考えてもらった場所のいずれかを目指したのですが、管理している方によると、芝生のある場所はNGということで、あまり選択肢はありませんでした。考えてくれた場所からそれほど遠いわけではありませんが、ベンチが並んでいる藤棚下の一番池側になりました。
この日はいつも参加してくれている方や、デイケアのスタッフの声かけのおかげで13人の方が参加してくれました。こんなにたくさんで活動するのは久しぶりです。作業としては、まず植える場所の土をスコップで掘り返し、土を軟らかくします。その後、植物をプランターから丁寧に取り出し、だいたい種類ごとに新しい場所に植えます。今回は今までと違って、好きな場所に植えるというのではなくて、ハーブ系はハーブ系、乾燥に弱いものは乾燥に弱いもの同士というふうに、ある程度秩序をもって植えました。これまでのような邪道な植え方ではありませんので、見ていて安心する配置になったと思います。
やはり土に直に植えるというのは気分のいいもので、今までが特殊な状況だったんだなとあらためて思ってしまいました。ビニールハウスは通常、二重構造になっていないうえ、その間で植物を育てていたのですから。いまさらですが、プランターで育てるのではなく、二重構造の間を排水できるように施工しておき、土を全面に入れて育てるという方が面白かったかもしれません。根が広がりきれない窮屈さがなくなることで、あの隙間にもう少し開放感をプラスできたように思います。最後の最後に根本的な間違いに気づかされれるほど、「直植え」はよかったです。参加者の生き生きとした表情がすばらしかったです。植えた場所は普段、皆さんがくつろいでいる場所ですので、今後も何かと面倒を見てくれるそうです。
はうす園芸は、病院スタッフ、近所のSさん、参加者の皆さんに支えられて続けることができました。月に2回も行けなかった僕に代わり、多くの方々にお世話になりました。植物と関わるは一年とかではなく、できれば3年4年、長ければ長いほど価値のあることになっていくと思います。そういう意味では僕はまだまだその価値を知りませんが、今後もあの場所ではうす園芸の植物たちが育っていれば、これまでよりももっと多くの発見があると思います。僕の方はまだ東金の方に伺うこともありますので、ときどき様子を見に行きます。巻き上げのお願いなどご迷惑をかけがちな、はうす園芸ではありましたが、今までつきあってくださり、本当にありがとうございました!
▼ 移植を待つ植物たち。肌寒いですが、よく晴れた日でした。
▼ まずは土を掘り返します。なかなかの重労働。
▼ それぞれの植物を集めて植えます。
▼ どんどん植えます。
▼ 最後に水やりです。このあたりにも同じような水仙がありましたが、
やはりハウスの方が生長が早いのか、もう花が咲いています。
▼ なかなか立派な庭になりました。人数が多かったのであっという間でした。
▼ 一年と少しという短い間でしたが、皆様ありがとうございました。
僕もときどき様子を見に来ます。